ナポリのバール文化。
立ち飲みで、20-30秒で飲み干す、朝の一杯。
砂糖は、淹れた直後にすぐ ── クレマがあるうちに。
— 出社前、目覚めのスイッチに。
そんな小さなお手伝いを、
私たちにさせていただけませんか。
Gevi は、二〇一〇年から、
コーヒーマシンだけをつくり続けてきたメーカーです。
自社工場で働く技術者は、二千三百名以上。
約二百の生産ラインが、一台ずつ仕上げ、
その品質は ISO9001 に認められて、
いま、世界各国のキッチンに届いています。
けれど私たちが本当に専門にしてきたのは、
機械を届けることではありません。
"家で、職人の一杯を、こだわり抜く" こと。
その方法だけを、ずっと研究してきました。
「彼らは、いったい、コーヒーの何を見ているのか」
「なぜ、あれほど、一杯に、こだわれるのか」
―― 私たちは、ずっと、それを、研究してきました。
何百ものキッチンを訪ね、
何千杯ものクレマを、観察してきた中で、
彼らが、口を揃えて言うのは ──
―― 「コーヒーは、淹れ手の手の中にある」
―― 「全自動の便利さは、いつも、味の妥協とセットだ」
ボタンひとつのマシンでは、
あの艶やかなクレマには、届かない。
百年以上、ヨーロッパの街角で受け継がれてきた、
本当に深いコーヒーの世界は、
その先に、静かに広がっています。
その全てを、これから三通のお手紙で、
お話しさせてください。
大げさな話では、ありません。
豆を計って、湯気を見て、
クレマが立ち上がるのを、静かに待つ。
自分の手で、一杯を完成させる。
それだけの、十分間です。
けれど、それは
全自動マシンでは決して越えられない、
ある一線を越えることでもあります。
私たちにできるのは、
毎朝の、たった十分間の
お手伝いだけです。
―― それでも、よろしければ、
その第一歩を、ご一緒させてください。
ひとつは「自分のために淹れる、朝の一杯」。
もうひとつは「人に振る舞う、休日の一杯」。
どちらも、ご自宅のキッチンで
再現していただけるよう、つくりました。
家での一杯を、
プロの一杯にぐっと近づける、
たった一つの心がけがあります。
―― それは、「淹れる直前に、豆を挽く」こと。
豆は、挽いた瞬間から香りが急速に逃げていきます。
三十秒で半分、と言う淹れ手もいるほど。
イタリアのバールでは、注文を受けてから挽く。
これがエスプレッソ文化の、根本にあります。
もし豆をお持ちでしたら、明日の朝、
「淹れる直前に挽く」 ── これだけ、試してみてください。
機械の有無に関わらず、味は確かに変わります。
これだけで、家の一杯は、
確かに、変わります。
FIRST VIDEO / 01
朝、まだ静かなキッチンで、自分のためだけにエスプレッソを淹れる時間。
スイッチを入れて、抽出が始まる音を聞いて、クレマが立ち上がるのを見る。
それだけで、一日のはじまりが、誰かに買う一杯ではなく、
自分でつくる一杯に変わります。
動画では、家のキッチンで本当に淹れられる一杯を、
そのままお見せします。
―― 舞台は、ナポリ。
朝のバールには、出勤前の男たちが、ひっきりなしに立ち寄ります。
カウンターで、エスプレッソを一杯。
20秒で飲み干して、街へ出ていく。
その立ち飲みの一杯が、
イタリア人にとっての、一日のスイッチです。
百年以上、変わらず受け継がれてきた、
世界でもっとも、洗練された朝の所作。
あなたが、明日の朝、
その椅子に、座っているかもしれない。
―― そこから、Geviの物語が、はじまります。
SECOND VIDEO / 02
休日の午後、家族や友達に振る舞う、ひと手間かけたアイスラテ。
「これ、家で淹れたの?」と言ってもらえる一杯が、
自分の家から出てくる。
その瞬間に立ち上がるのは、ただの満足ではなく、
ちょっと誇らしい自分です。
動画では、誰でも家で再現できるアイスラテを、
ステップごとにお見せします。
―― 舞台は、スウェーデン。
北欧には、"フィーカ"(fika)と呼ばれる、
コーヒーと、菓子と、語らいの時間が、あります。
家族を招くとき、友人と過ごすとき、
ホストは、ひと手間かけた一杯を、出す。
もてなされた人は、その一杯の美味しさに、
ホストの、静かな自信を、感じとります。
「人に出す一杯」は、その人の格を、
そっと、語る。
あなたの家のキッチンから、
そんな景色が、ふっと、はじまるかもしれません。
この二本は、コーヒーの世界の、
ほんの入り口にすぎません。
本気で、こだわれる側に立つためには、
世界の定番メニューを、
自分の手で、再現できる力が、必要です。
けれど、ご安心ください。
その全てを、ご家庭のキッチンで再現できる形で、
これからお見せします。
―― 材料はすべて、
スーパーや Amazon で、ふつうに手に入るもの、
だけで構いません。
家でうまく再現できない方の多くが、
ある同じ落とし穴に、落ちています。
それは、
「機械さえ良ければ、家でプロの一杯ができる」
という、思い込みです。
機械は、半分の答えにすぎません。
残りの半分は、たった三つの「条件」が、
静かに決めています。
高い豆を買う必要も、
業務用の機材を揃える必要もありません。
ただ、その三つを知っているかどうか、だけで、
家の一杯はまるで違うものになります。
その三つを、次のお手紙でお見せします。
ひとことだけ、
聞かせてください。
―― あなたが理想とする、
コーヒー景色は、どんなものですか?