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GEVI  JAPAN 二〇二六年 五月十日 May, 2026
FIRST LETTER  /  01

朝のたった十分間で、
"職人の一杯" を、超えていく。
振る舞えば、誰もが、黙る一杯へ。

そんな小さなお手伝いを、
私たちにさせていただけませんか。

タンピングの所作 ── 朝のキッチンで
私たちのこと、ひとことだけ。about us

Gevi は、二〇一〇年から、
コーヒーマシンだけをつくり続けてきたメーカーです。

自社工場で働く技術者は、二千三百名以上。
約二百の生産ラインが、一台ずつ仕上げ、
その品質は ISO9001 に認められて、
いま、世界各国のキッチンに届いています。

けれど私たちが本当に専門にしてきたのは、
機械を届けることではありません。
"家で、職人の一杯を、こだわり抜く" こと。
その方法だけを、ずっと研究してきました。

「彼らは、いったい、コーヒーの何を見ているのか」
「なぜ、あれほど、一杯に、こだわれるのか」


―― 私たちは、ずっと、それを、研究してきました。

何百ものキッチンを訪ね、
何千杯ものクレマを、観察してきた中で、
彼らが、口を揃えて言うのは ──

―― 「コーヒーは、淹れ手の手の中にある」
―― 「全自動の便利さは、いつも、味の妥協とセットだ」

ボタンひとつのマシンでは、
あの艶やかなクレマには、届かない。
百年以上、ヨーロッパの街角で受け継がれてきた、
本当に深いコーヒーの世界は、
その先に、静かに広がっています。

その全てを、これから三通のお手紙で、
お話しさせてください。

ポルタフィルターに挽きたての豆を詰める手元

大げさな話では、ありません。

豆を計って、湯気を見て、
クレマが立ち上がるのを、静かに待つ。
自分の手で、一杯を完成させる。

それだけの、十分間です。

けれど、それは
全自動マシンでは決して越えられない、
ある一線を越えること
でもあります。

私たちにできるのは、
毎朝の、たった十分間の
お手伝いだけです。

―― それでも、よろしければ、
その第一歩を、ご一緒させてください。

ご参考までに、
二本の動画をご用意しました。

ひとつは「自分のために淹れる、朝の一杯」。
もうひとつは「人に振る舞う、休日の一杯」。

どちらも、ご自宅のキッチンで
再現していただけるよう、つくりました。

きょう、お持ち帰りいただける、ひとつのことa small gift

動画に入る前に、ひとつだけ。
今日からお試しいただける、小さなコツを。

家での一杯を、
プロの一杯にぐっと近づける、
たった一つの心がけがあります。

―― それは、「淹れる直前に、豆を挽く」こと。

グラインダーから挽きたての豆がポルタフィルターへ

豆は、挽いた瞬間から香りが急速に逃げていきます。
三十秒で半分、と言う淹れ手もいるほど。

イタリアのバールでは、注文を受けてから挽く。
これがエスプレッソ文化の、根本にあります。

もし豆をお持ちでしたら、明日の朝、
「淹れる直前に挽く」 ── これだけ、試してみてください。
機械の有無に関わらず、味は確かに変わります。

これだけで、家の一杯は、
確かに、変わります。

FIRST VIDEO  /  01

動画 一 . 自分のために淹れる、朝の一杯

エスプレッソ ―― 朝のための一杯

朝、まだ静かなキッチンで、自分のためだけにエスプレッソを淹れる時間。

スイッチを入れて、抽出が始まる音を聞いて、クレマが立ち上がるのを見る。
それだけで、一日のはじまりが、誰かに買う一杯ではなく、
自分でつくる一杯に変わります。

動画では、家のキッチンで本当に淹れられる一杯を、
そのままお見せします。

この一杯の、はじまりの物語a story behind

―― 舞台は、ナポリ。

朝のバールには、出勤前の男たちが、ひっきりなしに立ち寄ります。
カウンターで、エスプレッソを一杯。
20秒で飲み干して、街へ出ていく。

その立ち飲みの一杯が、
イタリア人にとっての、一日のスイッチです。

百年以上、変わらず受け継がれてきた、
世界でもっとも、洗練された朝の所作。

あなたが、明日の朝、
その椅子に、座っているかもしれない。
―― そこから、Geviの物語が、はじまります。

SECOND VIDEO  /  02

動画 二 . 人に出すための、休日の一杯

アイスラテ ―― 誰かのための一杯

休日の午後、家族や友達に振る舞う、ひと手間かけたアイスラテ。

「これ、家で淹れたの?」と言ってもらえる一杯が、
自分の家から出てくる。
その瞬間に立ち上がるのは、ただの満足ではなく、
ちょっと誇らしい自分です。

動画では、誰でも家で再現できるアイスラテを、
ステップごとにお見せします。

もうひとつの、物語another story

―― 舞台は、スウェーデン。

北欧には、"フィーカ"(fika)と呼ばれる、
コーヒーと、菓子と、語らいの時間が、あります。

家族を招くとき、友人と過ごすとき、
ホストは、ひと手間かけた一杯を、出す。

もてなされた人は、その一杯の美味しさに、
ホストの、静かな自信を、感じとります。

「人に出す一杯」は、その人の格を、
そっと、語る。

あなたの家のキッチンから、
そんな景色が、ふっと、はじまるかもしれません。

けれど、ひとつだけbut, just one thing

この二本だけでは、
また、深みのない、いつもの毎日に、
戻ってしまうかもしれません。

この二本は、コーヒーの世界の、
ほんの入り口にすぎません。

本気で、こだわれる側に立つためには、
世界の定番メニューを、
自分の手で、再現できる力
が、必要です。

けれど、ご安心ください。
その全てを、ご家庭のキッチンで再現できる形で、
これからお見せします。

―― 材料はすべて、
スーパーや Amazon で、ふつうに手に入るもの、
だけで構いません。

ただ、ひとつだけ、
正直にお伝えしたいことがあります。

家でうまく再現できない方の多くが、
ある同じ落とし穴に、落ちています。

それは、
「機械さえ良ければ、家でプロの一杯ができる」
という、思い込みです。

機械は、半分の答えにすぎません。
残りの半分は、たった三つの「条件」が、
静かに決めています。

高い豆を買う必要も、
業務用の機材を揃える必要もありません。
ただ、その三つを知っているかどうか、だけで、
家の一杯はまるで違うものになります。

その三つを、次のお手紙でお見せします。

NEXT LETTER

二通目
家のキッチンを、
プロの抽出環境に変える、
たった三つの条件。

あわせて、ささやかなお知らせも、ひとつ。

三日後にお届けします

飲み終わったあとの、静物
REPLY CARD  /  お返事

ひとことだけ、
聞かせてください。

―― あなたが理想とする、
コーヒー景色は、どんなものですか?

お名前 あなたの景色
たとえば、こんな景色 ・出かける前の五分、自分のためだけの一杯がほしい
・友達が来た日に、「プロが淹れたの?」と言われる一杯を出したい
・雨の日曜、台所で湯気を見ているだけの時間がほしい

いただいたお返事は、私たちが大切に拝読します。
個人を特定できる形で、外部に出ることはありません。